社畜のみなさまお元気ですか~?
どーも、社畜のレジェンド・ポコ太郎です!今回はカスハラの体験談という事で実際にあったカスハラをご紹介します。
ところで最近よく聞くようになった【カスハラ】とは一体何でしょうか?
カスタマーハラスメント
日本では2010年代前半頃から悪質クレーマーに対して和製英語の「カスタマーハラスメント(略称カスハラ)」の名称を用いる動きが見られるようになった。ただし、対象となる悪質クレームの範囲の解釈はまちまちであり、さらに「店舗と客」のトラブルに限定する場合や企業間の取引を含む場合があるなど定義は曖昧である。
2018年に厚生労働省でも議題となり、「消費者」とのトラブルを「カスタマーハラスメント」の名称で普及させる案などが検討された。出典:Wikipedia
カスハラはカスタマーハラスメントの略です。
今回は取引先の接待強要に悩むポコ太郎の話です。
それではご紹介します!
Contents
今回の登場人物
登場人物
・大手企業勤務、役職は店長
・30代中盤
・武道が強い大学卒、剣道有段者
・無類の女好き
色んなメーカーの営業マンにたかっていたので以下【タカリン】と表記します。
ニタリと笑うのが特徴、女好きなたかり店長
初めてタカリンとであった時は真面目でおとなしく、武道をしていたとのことで誠実な印象を受けました。
以前は警備会社に勤めており、転職して現会社で店長まで昇ってきたと言っていました。
武道をしていたとの話から、てっきり真面目で硬派な人かと思いきや、何回か接していくうちに本性があらわれ、酒好きで女好きだと分かりました。
女性の話をするときはニタリと笑う表情が特徴的でした。
タカリンは大企業に勤める社員のためかポコ太郎にはやや高圧的な部分もあり、機械を僕の権限で買ってあげるんだから、分かってるよね?といつしか接待を強要するようになりました。
他の記事で書いた接待を要求するコアラ部長よりも、自分の立場を利用した悪質な接待強要だったと思いますが、設備機械はちゃんと買ってくれるので逆らえない部分はありました。 当ブログをご覧の方で、接待をしたり逆に接待を受けられた方はいらっしゃいますか? 業務遂行のために取引先の方と食事をしたり、お酒を酌み交わしたりゴルフをプレイしたり等、様々な接待があります ...
接待の席に嫁を連れてくるなんてアリ?ちょっと変わった取引先部長の話(前編)
ポコ太郎の会社は接待の領収が切れないので、自分の給料から接待交際費を出すことになります。
当時は独身でしたのでお金の面で融通が利く部分はありましたが、タカリンと飲みに行くと困った行動を取るので金が一気になくなります・・・。
徐々に増えていく接待額
最初は1万円くらいの食事会で済んでいましたが、次第に2万円・・・3万円・・・5万円と増えていきます。
回数は月に1回くらいありました。
ポコ太郎は悩み、支店長に相談すると、支店長が同行して金銭的に助けてくれたりしました。
たかり行為に悩み、ライバルメーカーで仲の良い営業マンと話すと、その営業マンもタカリンのたかり行為に悩んでいることが分かりました。
そして、メーカー間のネットワークで発覚したのですが、このたかり店長、各メーカーに接待強要をして、接待のレベルに応じて機械購入の優劣をつけていたことが分かりました。
この事実が分かってからはメーカー同士協力して、断る回数を増やしたり、飲みに行くときは複数のメーカーが同時に居合わせて負担を軽減する様になりました。
それでもこのたかり店長は調子に乗ります・・・
シャンパン大好き!勝手に注文するよ!
複数メーカーが居合わせた飲み会でも、タカリンは調子に乗ります。
複数人いるからなのか、お金をどんどん使わそうとしてきます。
ある時タカリン含む5人で飲んでいたら、いきなりシャンパンがテーブルに運ばれてきて、イッキコールが始まりました(イッキはしちゃダメですよ!)。
他のメーカーさんが頼んでくれたんだな~と思いながらみんなでシャンパンを空にすると、しばらくしてシャンパンが運ばれてきて、またイッキコールが始まりました(イッキはしちゃダメですよ!×2)。
さすがに、たかり店長以外?????(いったい何が起きているんだ?)という空気になりました。
・・・と、あやしい動きをしだした店長の行動を目で追うと、なんと人目のつかないところに移動し、店員にこっそり何かを話していました。
他の営業マンが
「シャンパン頼んだの店長でしょ?なんで勝手にたのむんですか」
と、かまをかけて大きい声で言うとタカリンは、ニタリ・・・と気持ちの悪い笑みを浮かべました。
お会計の金額にビックリ!
シャンパン連続注文の犯人はタカリン店長でした。
安いスナックで飲み、全員で会計は3万円もいかない位のはずが、請求額を見てびっくり!
12万円!!
ジョジョのDIOのせいなのか、全員の時が止まりました。
うちの会社は冒頭でもお伝えしたように接待交際費が出ないので、僕は自分にメダパニをかけようと努力しました。
タカリンにはザキを・・・
苦笑いのタカリン、1円も出すそぶりを見せません。
結局タカリン以外の4人で交渉し、10万円まで支払いを下げてもらって払いました。
高いシャンパンだったみたいです。
ポコ太郎はあまりシャンパンに詳しくなかったので、それが致命的でした。
タカリンを帰らせたのち、メーカー同士で反省会を行いました。
タカリン対策を練り、接待をやめる事にしました。
ちなみにこの場に居合わせていないメーカーの接待時も同様にシャンパンを注文し、会計がとんでもないことになったそうです。
タカリン店長、左遷だってよ
様々なメーカーにたかっていたタカリンにも天誅が下る時がきます。
タカリンの行動を不服に思った各メーカーがこの現状をタカリンの企業に報告しました。
社内でかなり問題になったらしく、タカリン店長は地方に転勤&出世コースから外されました。
そして各メーカーに平和が訪れました・・・。
まとめ
今回のタカリンの振る舞いに関してですが、メーカーにも責任はあったと思います。
機械を買うからとチヤホヤした事がタカリンをモンスターにしてしまったと感じます。
外部の条件によって客がモンスター化してしまう場合があると分かり、反省すべき良い例となりました。
以上、カスハラ体験談【接待強要する取引先編】でした!